一般財団法人日本きのこ研究所
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 1.令和元年度(第41回)森喜作賞受賞者

第一部門 「しいたけ等きのこ類の調査・研究及び普及」

 増野 和彦 氏
(長野県林業総合センター 研究員)

【選考理由】
 増野和彦氏は、食用きのこ類の栽培技術開発、育種、林地での増殖技術、およびその普及・啓蒙等に幅広く取り組み、きのこ産業の発展とともに、きのこの普及・啓蒙に多大な貢献を果たしました。クリタケ、ヤマブシタケ等の菌床栽培技術の開発、ナメコ施設栽培における発生不良現象の環境要因の解析、里山を活用した特用林産物の栽培技術の開発は、生産現場に密接に関連したテーマであり、特用林産物による地域振興をバックアップする重要な研究成果といえます。なお、ヤマブシタケについては、登録品種「長林総Y1号」を作出し、他機関と協力して機能性研究を進展させるとともに、長野県下への品種の普及と栽培指導に努めました。
 一方、栽培書や栽培マニュアル等によるきのこ栽培技術の普及に努め、関連学会や審議会等での識者としての活動等を通じて、多方面からのきのこ産業の発展に貢献しました。今後、蓄積されたきのこに関する知識・技術を進展させ、食用きのこの研究、普及・啓蒙、および消費拡大等へのさらなる寄与と貢献が期待されます。

第二部門 「しいたけ等きのこ類の栽培の優良経営」

 鍵山 博民 氏
(静岡県伊豆市 農林業 椎茸栽培)

【選考理由】 
 鍵山博民氏は、52年間にわたりシイタケ栽培に従事し、乾シイタケの生産振興と活性化、ブランド化等に多大な貢献を果たしました。栽培面においては、「ジグザグ架線」による原木やほだ木運搬の効率化、散水施設導入による春子発生の早期化と収穫期間の長期化、標高差や林層の違いを活用した発生の分散と平準化を実現しました。気象環境に左右されにくい高度な栽培技術の確立は、乾シイタケ栽培における安定生産と収益向上の基本であり、こうした栽培体系の整備が乾椎茸品評会における農林水産大臣賞や林野庁長官賞等の受賞につながったといえます。また、乾燥用燃料の一部に雑木等を活用して低コスト化、品質向上を実現しており、これは森林資源を活用した地球環境にやさしい循環型生産方式の実践といえます。
 なお、地域の椎茸生産組合連合会の会長、椎茸組合の組合長等の役職を歴任するとともに、後継者の育成、研修生の受け入れ等を通じて乾シイタケの生産振興に大きな役割を果たしました。日本有数の「冬磨vの産地である伊豆半島における誠実なリーダーとして、今後のさらなるご活躍が期待されます。

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