
第15回 研究講演会のご案内
拝啓
初夏の候、時下ますますご清祥のことと、お慶び申し上げます。平素は当財団の業務運営には格別のお力添えを賜り、厚く御礼申し上げます。
さて、このたび日本特用林産振興会の後援を得て、研究講演会を下記のとおり開催することになりました。ご多忙中とは存じますが、是非ご参加くださいますようご案内申し上げます。
敬具
【日時】
平成21年7月24日(金曜日) 13時30分より
【場所】
シャトーフォーレ (〒376-0051 桐生市平井町8-1)
【講演会】(13:30−16:30)
13:30〜13:40 |
挨拶 財団法人日本きのこ研究所 |
13:40〜14:40 |
1 「冬虫夏草菌の栽培および生理活性」
九州大学大学院 農学研究院 森林資源科学部門 教授 大賀 祥治 先生 |
14:40〜15:10 |
休憩 |
15:10〜16:20 |
2 「きのこのマーケティング考 -マーケティングの視点からきのこを再考する-」
作新学院大学大学院 経営学研究科 教授 篠原 一壽 先生 |
【参加費】
賛助会員 無料(非会員1,000円)
【申込方法】
申込用紙に参加者名、連絡先をご記入の上、7月10日までに郵送またはFAXでお申込ください。
(定員になり次第、締切らせていただきますのでご了承願います)
申込用紙(PDF:約96KB)
【会場までのアクセス】
- JR 桐生駅下車タクシー 約10分
- 東武 新桐生駅下車タクシー 約20分
- 車 北関東自動車道 伊勢崎ICから 約30分
東北自動車道 佐野藤岡ICから 約60分
【お問合せ】
財団法人日本きのこ研究所 事務局 (落合)
〒376-0051桐生市平井町8-1
Tel 0277-22-8165 Fax 0277-46-0906 Email mrij@kinoko.or.jp
演題:「冬虫夏草菌の栽培および生理活性」
九州大学大学院 農学研究院 森林資源科学部門 教授 大賀 祥治 先生
要旨:冬虫夏草菌類はチベットに産する代表種のコウモリガ幼虫に寄生するCordyceps sinensis (Berkeley) Saccardoをはじめ,多くの昆虫を宿主として約400種類が知られている。特に東アジア地域で,漢方の生薬や薬膳料理の食材として珍重されてきた。数々の生理活性を有して,強壮滋養の目的で活用されている。中国の馬氏が指導した陸上競技選手たちが,「冬虫夏草エキス」を飲用して次々に好記録を出したのは有名な逸話である。種々の農産物を活用した合理的な栽培方法を紹介し,さらに数種の生理活性について概説する。 |
演題:「きのこのマーケティング考 -マーケティングの視点からきのこを再考する-」
作新学院大学大学院 経営学研究科 教授 篠原 一壽 先生
要旨:今日、財貨や用役の提供に際してマーケティングの重要性を否定する者はいないであろう。耐久消費財は言うまでもなく、日用・雑貨品などの提供においてマーケティングの占める位置は益々高まっている。また、従来は得てして等閑視されがちであった金融などの用役提供に際しても、マーケティングの重要性が認識されるようになってきている。このことは比較的必需的色彩の濃い製品群に関しても同様である。端的には米穀などの食品、あるいは漁類などにおける「銘柄品」の普及からもそのことは明らかである。同様のことは当然、きのこに関しても当て嵌まる。正にきのこを巡っても、マーケティング視点からの把握が重要になっている。なお本講演では、きのこを対象としたマーケティング展開の糸口を提供することを主たる目的として講述する予定である。 |
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